平和祈念像の願い

平和祈念像を通じて平和の尊さを感じ、二度と過ちを繰り返さない。戦後半世紀以上経ち、戦争を風化させないように平和祈念像の祈りを、作者の祈りを考えたいと思います。戦争を知らない年代は、映像で仮想リアルで違った感覚になってしまっている。もっと現実感覚に少しでも近づけますように、年に1〜2回でも、長崎、広島の悲惨な原爆の記録を思い出すようにレポートします。

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平和祈念像と平和

長崎県にある平和公園は、二度と戦争の悲しみを繰り返すことがないように、平和を望む願いが込められて造られました。その中でも平和公園のシンボルとして有名でもある平和記念像ですが、この平和記念像とは、長崎市が被爆から10年を迎えた記念行事として、広く県内外に募金を呼びかけて、約3000万円を集め、4年という歳月をかけて作られました。1955年に完成したといいます。平和祈念像の製作者は、長崎県出身の彫刻家でもある、北村西望氏だそうです。この像に込められた意味には、天を指す右手は原爆の恐ろしさを指し、水平に伸ばした左手は平和を願っているといいます。また軽く閉じた目は、戦争犠牲者の冥福を祈っているそうです。また平和公園には、平和祈念像のほかにも、長崎刑務所浦上刑務所跡や原爆遺跡をはじめとして、平和の泉や世界各国から送られた平和のシンボルといったさまざまな記念碑が建てられているといいます。ここに行かれた方はわかると思いますが、戦争を経験していない私たちにも戦争がどういったものだったのかがとても伝わってくるものがあります。そして、戦争によって亡くなった方の多さに呆然としてしまうことと思います。二度と、このような戦争がないことを本当に祈るばかりです。

平和記念像の作者

長崎県にある平和公園の平和記念像の作者は、北村西望という彫刻家の方です。長崎県出身だったこともあり、この平和記念像を作ったといいます。この平和記念像の作者の言葉には、「あの悪夢のような戦争が二度とないように・・・身の毛がよだつような悲惨な出来事・・・右手は原爆を示して左手は平和を願い、像の顔は戦争犠牲者となった方々の冥福を祈っている。今では人類最高の希望の象徴が平和記念像である」といった言葉を残しています。

戦争を経験したことのある方が少なくなり、戦争の惨さや残酷さといったことを語り継ぐことも少なくなってきました。学校の勉強でも原爆のことや戦争のことに触れるくらいで詳しくは教えてくれない時代になっています。この像にそんな願いが込められていることは、私も知りませんでした。平和公園に行くと、本当に考えさせられてしまうものがあります。いかに今の自分が幸せで、生きていることがどんなことよりも素晴らしいことなのかが本当に伝わってきます。行かれたことのない方には、機会をつくってぜひ一度足を運んでもらいたいなと思います。

平和公園の施設

平和祈念像のある平和公園は、願いのゾーン、祈りのゾーン、学びのゾーン、広場のゾーン、スポーツのゾーンの分かれた、総合公園となっています。願いのゾーンは、平和の泉、長崎の鐘、折鶴の塔、長崎刑務所浦上刑務支所跡があり、毎年8月9日になると、平和の象徴である祈念像前の式典広場で平和記念式典が厳かに執り行われます。

平和祈念像は、昭和30年に完成したのですが、平成11年には、大規模な修復工事を行い、再度平和の尊さを感じさせるものとなりました。平和の泉(昭和44年に完成)は、水を求めて、そして亡くなられた方の冥福を祈るために作られました。そして長崎の鐘は、被爆地では、学徒動員や、女性挺身隊で集められた中学生及び女性学生達が戦車や、魚雷などを作っておりそこで亡くなられた方々の33回忌(1977年)にあたり、作られました。

折鶴の塔、も作られ、長崎刑務所浦上刑務支所跡の一部も残されています。戦争の悲惨さを後世に語り継がなければいけない。

平和公園と原爆投下

長崎では原爆が投下された午前11時2分に、鐘やサイレンが鳴り響きます。平和記念式典を行う、平和祈念像の前に参列している方や各家庭や職場でも、原爆で亡くなった方のご冥福や恒久平和の祈りや願いを込めて、一分間の黙とうを行い、長崎市内の数か所でも、慰霊と核廃絶の式典が行われている。

当時の長崎の人口が約24万人。その年の12月の記録によると、死者、約7万人、負傷者約7万人。その後放射能の影響を受け、戦後約65年。現在も、原爆の被害に苦しんでいる人がいるのです。(アメリカの原爆投下の正当性の根拠として、日本がこのことにより、無条件降伏しなかった場合、九州、関東の上陸作戦が実行され、この原爆投下で亡くなった人数を上回る戦死者を出していたことになる。とコメントを出している。)毎年、平和祈念像の前で戦争のない恒久平和を願い、世界に向けメッセージを送り続けていても、まだ戦闘が続いてる地域があります。この戦争と言う過ちを繰り返さないように、ただ祈り続けるだけしか方法がないのでしょうか・・・・。

平和の願いと活動

長崎の平和公園、広島の平和記念公園、世界で唯一の被爆国の日本、核兵器の廃絶。二度この悲劇は繰り返さない。平和に対する祈りが長崎、広島だけでなく、全世界で戦争で肉親を亡くした方や戦争の被害にあった方が願っていることです。戦後63年、半世紀以上経ち、日本人が戦争の悲劇を忘れないためにも語り継がれ、広島の8月6日、長崎の8月9日に核爆弾の廃絶を訴え、平和を祈り、気持ちを新たにし、終戦の毎年、8月15日には、日本国民が二度と過ちは繰り返さないことを祈っていかなければならないと思います。

そして、平和のための活動にも目を向けていく、関心を持ち続けていくことも、必要なのではないでしょうか。戦争の悲劇として最近目につくことは対人地雷。カンボジアや戦闘を続けている地域など、戦争が終結しても、この対人地雷は残ってしまいます。いま、世界の国々で、地雷除去が行われています。日本のNPOでもこの活動を行っていますが、あまりにも多くの地雷のために、この被害に合う子供たちがいて、悲劇が続いています。一個一個危険を伴いながら除去していく大変な作業です。

嬉しいことに、コマツでブルドーザーのようなもので、対人地雷除去機が開発され除去作業がスピードアップ、危険もほとんどなくなります。

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